2010年12月27日月曜日

私的名盤特集




12/27 記事掲載。


1/30 メンデルスゾーン追加しました。


3/29 ボレロの2枚目を追加しました。


7/24 チェリとマタチッチの演奏を追加しました。


9/5 「我が祖国」をクーベリックからスメターチェクに移しました。


2/3 チャイコフスキーから2枚変更しました。



以下、お気に入りのCDはだいたい全部買ってますが、一部は図書館のものです。





◎ラヴェル



Ravel

Ravel







・「クープランの墓」ほか(20枚ほど所有)


中古で見つけたら買うべし、多分1000円しないはず。


アンニュイの極みのようなラヴェル。


特に「クープランの墓」のフォルラーヌと「亡き王女」が鳥肌もの。


とにかく木管がエロイ。





Bolero

Bolero







・「ボレロ」(30枚ほど所有)


キッチリカッチリ、流石のカラヤンさんです。


お気に入りのアンセルメが廃盤なので、とりあえずはこちらを。


amazonで買えるプレヴィン盤は元気の出る、というよりはエロイ演奏。


17分とかなり遅い演奏ですが、誘うような、芳醇な大人のボレロ。


たまに聴きたくなります。


→ボレロはこちらもご覧下さい。



ラヴェル:ピアノ曲集

ラヴェル:ピアノ曲集







・ピアノ曲全集(15枚ほど所有)


エラートの旧盤じゃない方。


かなりの盤を集めたけど、これが一番アンニュイかな。


スピードも強弱も好み。





◎ストラヴィンスキー




・「春の祭典」(30枚ほど所有)


最高のリズム感。


野性味は少ないけど、ノリやすい、楽しい。


大好きな一枚。




・「ペトルーシュカ」(10枚ほど所有)


かわいげがある、重くない。


年版によってだいぶ違うらしいけど把握しきれてません。





◎チャイコフスキー



Symphony No. 5 in E Minor

Symphony No. 5 in E Minor







・交響曲第5番(15枚ほど所有)


カペレ。


インパクトはないんだけど、とてもイイ演奏。


ホルンソロは何やら名手(ペーター・ダム)によるものらしい。


私が最初にハマった交響曲。



Tchaikovsky: Sym 5 Theme & Var

Tchaikovsky: Sym 5 Theme & Var







デル・マーさんのチャイ5。


自由自在、というにふさわしい面白演奏。


スヴェトラ大先生もムラヴィンスキーもすごかったけど、こっちはもっとすごい。



Nutcracker Complete

Nutcracker Complete







・「くるみ割り人形」(15枚ほど所有)


プレヴィンから変更。


録音・演奏ともにこなれてて上質。


合唱も少年合唱。


他に、ボニングやマッケラスも入手しました。





◎ドヴォルザーク




・交響曲第8番(10枚ほど所有)


こちらもカペレ。


音も演奏もエロイ。


特に第三楽章なんかは、もう、悶絶。


私が2番目にハマった交響曲。




・交響曲第9番(10枚ほど所有)


あんまり飛ばさない新世界。


こちらは第二楽章がいい。


まあ、新世界はベーム以外もよく聴きます。


最近だとフィッシャーの演奏が8・9番ともに良かったです。





◎シベリウス




・交響曲第1番(10枚ほど所有)


あまり聴き足りないんですが、とりあえずこれ。


ベルグルンドやヴァンスカよりも落ち着いてて好きです。


私が3番目にハマった交響曲。





◎メンデルスゾーン




・交響曲第4番(10枚ほど所有)


軽々とそのまま捌いてて快い。


真夏の夜の夢とかも良かったので、プレヴィンはメンデルスゾーンと相性が良いのか。


趣味の合いそうなムーティ盤を未聴ですが、現状はベスト盤。




・交響曲第5番(10枚ほど所有)


あんまり聞き込んでない曲なので耳を素通りしがちなんですが。


この盤だけは妙に集中して聞けました。


上手下手はよくわからんのですが、この演奏は聴きたくなる演奏。





◎ヴィヴァルディ




・「四季」(10枚ほど所有)


無難にイ・ムジチですが。


アーヨやミルケッチよりも断然カルミレッリが好きです。


「冬」途中でノイズが乗ってるのが少し残念。


古楽器は聴き込みが足りないので保留。





◎リムスキー=コルサコフ




・「シェエラザード」(10枚ほど所有)


今更な名盤です。


他の盤より癖が少ないように感じますが、気のせいかも。




METEOR盤、AUDIOR盤、DG盤と聞いた。


METEOR盤が一番面白いけど、充実してるのはDG盤じゃないかと思う。


チェリの演奏になれると他のシェヘラがつまらなく聞こえて危ない。





◎ホルスト




・「惑星」(15枚ほど所有)


この演奏を聴いたら他には戻れない。


快速の木星は本当に気持ちいい。


こちらも大のお気に入り。





◎ドビュッシー




・「海」(20枚ほど所有)


普通にこればっかり聴いてます。


耳に合う、のか?


楽譜もこれが正当との噂。



Debussy: Works for Piano

Debussy: Works for Piano







・ピアノ曲全集(4枚所有)


チッコリーニとベロフしか持ってないけど。


(ルヴィエ、EMIベロフが増えました)


とりあえず、ベロフ速い。


チッコリーニくらいゆっくりでもドビュッシーは綺麗。





◎スメタナ




・「我が祖国」(20枚ほど所有)


どうして今までこの演奏を聞かなかったのか、後悔。


完璧にコントロールされた演奏、かつ豪快。


ジャケットを変えた方がもっと売れると思う。




最近新たに買って、かなり気に入ったので追加します。


長大な演奏だけど、愚鈍ではない。


最近、遅めの演奏の魅力にも目覚めました…





◎マーラー



Sym 7 (Em)

Sym 7 (Em)







・交響曲第7番(5枚ほど所有)


特にどの盤、というこだわりはないけど。


7番が聴けるようになったのはこの盤から。




・交響曲第8番(5枚ほど所有)


クーベリックやショルティの千人だと何故か違和感がある。


こちらが一番わくわくする千人。




・「大地の歌」(5枚ほど所有)


バーンスタイン、ブーレーズ、インバルと聞いて違和感。


落ち着いて「ああ…」と聴けたのがこの盤。


ちょっと高かった。





◎ベートーヴェン




・交響曲第9番(20枚ほど所有)


他にも色々聴いたけど、普通にこれで満足。


というか、一番好きだし、耳に違和感がない。


フルトヴェングラーも良かったけど、やっぱり音が。





◎ショパン




・夜想曲(10枚ほど所有)


私のCD収集の原点。


フー・ツォン、チッコリーニなどは2年がかりで見つけました。


その中でのお気に入りがこちらです。


比較的、軽い類の演奏だと思いますが、これが一番自然に聞こえました。


ショパンはサラッと聴きたいのです。


他はチッコリーニ、モラヴェッツなど、演奏・録音共に良いです。




・練習曲(10枚ほど所有)


自分では弾けませんが。


変な派手さがなく、練習曲として聞けます。




・前奏曲(10枚ほど所有)


フツー。


ちなみに、私の好きな雨だれだとアルゲリッチも良い。





◎ガーシュウィン




・「ラプソディーインブルー」(5枚ほど所有)


アメリカン、派手、楽しい。


求めていた演奏、といった感じです。





1 件のコメント:

  1. こんばんは。少し前に「牧神の午後への前奏曲」…ハイティンク+RCOをブックオフで500円で買って聞いてました。今日You-Tubeでプレーズ+クリーブランドをダウンロードして聞いてみたら、こっちのほうが断然良い!なのにネットでのレビューとかではあまり評価が芳しく無い。なのでブックオフで見つけた、ラトル盤の「牧神」(やマリナー盤の「惑星」(どちらも950円))を買おうかどうか思案してます。そんなとこで、onemさんのブログを見つけました。当方クラシック音楽はかじってる程度の者ですのであまり曲数は聞いてませんが、なんと世間一般ではあまり評価が無かったりするガーディナー版の「惑星」、ピーナ盤の「四季」、の意見は全く同じで、何だか気が合いそうですね。(^^)

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